1月12日(土)くにびきメッセ・501大会議室にて、島根県生協連と共催し「日本国憲法を学ぼう!学習会 ―憲法の果たしている役割と現状を、家族にも伝えていきたい―」を開催しました。

日本生協連より、講師に中村良光氏をお招きして、「日本国憲法の成り立ちと歩み」「憲法が定めていること」「憲法の3つの基本原理」について学習しました。

現行の日本国憲法は制定後約70年が経過し、以後一度も改定なく現在に至っています。憲法が果たしている役割や、これまで長い時間を掛けてきた経緯と憲法解釈の論点についてわかりやすく解説いただきました。

これから日本国憲法と私たち一人ひとりがしっかり向き合うため、(1)学習すること(2)話し合うこと(3)意思表示 をしていくことが大事です。
私たちは、自分のくらしと切り離すことのない、正確な情報知識を得ることが重要だと講演をいただきました。

また、講演の後に、参加された皆さんでワークショップを行いました。テーマは「印象に残ったこと」「誰に何を伝えたいか」で4~5人のグループに分かれ話し合いました。一人ひとりが、納得して意思表明することの大切さとともに、現在と将来の自分たちのくらしを考える機会となりました。

参加された皆さんにとって、「憲法が存在することで、私たちの権利やくらしはどのように守られているか?」を深く知ることのできた学習会となりました。

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参加された皆さんの感想

○大変わかりやすく説明していただきました。また、わかりやすい資料を作成していただいたので、コレをもとに憲法を考えてみたいと思います。

○知らないことが多いなと感じました。国民投票の方法、結果の確定方法などよくわかりました。

○義務と権利の明確な区分けを意識していないことを知らされた冒頭が忘れられません。そうした認識ですので未消化部分が多く難しすぎました。が、今後わずかでも関心が深まればよいと伺った目的は達しました。そう、ちんぷんかんぷんだった・・・が本当です。いつしか忘れてしまったことも多かったことに気づかされました。内容盛り沢山の資料を読み通せそうにない。少しでも学びませんと。又、連休も重なり参加者数が少なかったですね。関心の薄さの表れかもしれません。予想はしていましたが、残念です。