1月21日、22日、25日の3日間、東部(生協しまね本部)・中部(生協しまね出雲支所)・西部(石央文化ホール)の3会場で『葉とらずりんごde交流会』を開催しました。残念ながら東部の会場は生産者が参加できませんでしたが、代わりに組合員理事が『葉とらずりんご』づくりのご苦労やおいしさを追求する熱い想いを組合員に伝えました。中部・西部の会場では生産者が参加し、『葉とらずりんご』の栽培方法や今シーズンの出来などをお話していただきました。

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生産者の小林徹哉さんは「今シーズンも大きな台風などもありましたが、落下なども少なく、収穫時雪も少なめで着果率、肥大率ともに良好でした。前年に比べ生産量はかなり増加し、味に関しても評判も良く、ご好評いただいています。近年、異常気象が続き、日々自然との共存の難しさを感じながら作業をしています。苦労は絶えないですが、りんごをつくれる喜びを感じ、また来シーズンも豊作を願い、準備していきたいと思います」と今シーズンを振り返りました。

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そして、今年度『葉とらずりんごアンバサダー』として『葉とらずりんご』について学び、良さを組合員に発信していただいた山本さんと井上さんからのお話もありました。『葉とらずりんご』を実際に育てている園地に足を運び作業を体験したことや、生産者3名が仲間でもあり、ライバルでもあり、互いに切磋琢磨しおいしいりんごを目指していることを感じ取ったとお話ししていただきました。

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お話の後は、みなさんお待ちかねの試食タイム♪『葉とらずりんご』をそのまま食べたり、甘酒と合わせてミキサーにかけ、スムージーを作って飲みました。りんごはシャキシャキと歯応えがあり、口の中いっぱいに甘みと程良い酸味が広がりました。スムージーは甘酒が嫌いな方でも飲みやすく、「これはおいしいからの飲める!」と好評でした。グループごとに試食を行いましたが、「私たちのグループの方が甘酒がおいしいよ!」と交換して飲んだり、自慢し合ったり、とっても盛り上がりました。
交流会の最後は、一人ひとりが生産者ヘメッセージを書き、発表しました。「生産者のみなさんが手間暇かけていらっしゃるのは味が証明していますよ」「家族みんなが好きなりんご。孫がすぐ箱から出して“ババ、ウサギリンゴにして”と(笑)。食後のひとときです。おいしいりんご、ありがとうございます」「おいしい『葉とらずりんご』一緒に頑張りましょう」など、たくさんのうれしいメッセージが寄せられました。

きっと、この交流会やメッセージが来シーズンの厳しいりんごづくりの心の支えるなることでしょう。あらためて、生産者と組合員が一緒に育て・つくっていることが実感できる交流会となりました。

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