松江南支所のくらしづくり委員会が「身近な冷凍食品を紹介したい」との思いから、7月3日(水)に生協しまねの本部で味の素冷凍食品株式会社をお招きして、「味の素冷凍食品について学ぼう!」を開催しました。

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突然ですが、問題です。

世界で初めての冷凍食品が20世紀初頭にアメリカで生まれました。され、その食品とはなんでしょう。

1.ハンバーガー  2.ピザ  3.いちご

 正解は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いちごです。

 

驚きましたか?会場では、驚きのあまり「えー!!」との歓声があがりました。アメリカというと、ハンバーガーやピザを予想してしまいますよね?!

なぜいちごだったのか…今度はみんなで考えました。

「日持ちしないからじゃない?」

「その年が豊作だったから?」

「1年中食べられるように?」

といろいろな意見がでましたが、正解は・・・

 

 

 

 

 

 

 

「開発者がいちご好きだったから」

その瞬間、「えー!!!」と2度目の歓声があがりました。

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 会場が温まったところで、冷凍食品についてのお話が続きます。

 例えば炊いたごはんをラップでくるんで冷凍庫に入れると、それは冷凍食品といえるのでしょうか。…実は、それは「冷凍品・凍結品」と呼ぶそうです。「冷凍食品」とは、しっかりした定義があるとのこと。

1.前処理を施している 2.急速凍結している 3.-18℃以下で保存している 4.密封包装している

 これが世界共通の定義なんだそうです。

 

そして、なぜ最近の冷凍食品がおいしいのか、その理由を教えていただきました。

ポイントは「急速冷凍」。急速冷凍では0℃~-5℃の温度帯を短時間で通過して冷凍されるため、食べ物の組織が壊れにくく、解凍してもできたてのおいしさをそのまま楽しめるとのこと。

家庭で冷凍した場合は、0℃~-5℃の温度帯を時間をかけて通過するため、食べ物の組織が壊れてしまい、解凍したときにドリップとして流れ出てしまい、おいしさが失われてしまうんだそうです。

なるほど…家庭では難しい“おいしさ”を味の素さんなら生み出せるのですね。

 

頭を使った後は、いよいよ餃子の上手の焼き方を伝授いただきました。焼くのは「味の素 ギョーザ」と「味の素 しょうがギョーザ」。

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とはいっても、油も水も必要なし!コツは「待つだけ」でした。

 

火をつける前に餃子を並べ、蓋をして中火で蒸し焼きにすること5分。徐々に羽根の部分が形成されています。蓋をとって羽根全体に焼き色がついたら、あっという間に完成!とても簡単に羽根つき餃子ができます!

組合員のみなさんも餃子作りに挑戦!次々ときれいな羽根つき餃子ができあがります。

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ただ、コゲつきやすいフライパンがあったため、ひっついてとれないことも…。そんなときは、少量の油をひくとのことでした。

 

みんなで料理をすることってあまりないですよね?毎日料理を作るのがめんどうでも、こうやってみんなで料理するととっても楽しいですよね。会場は笑い声に包まれました。

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餃子を全部焼き終え、他のハンバーグやアンパンマンポテト、ささみなども調理(湯煎やレンジでチン♪)をし、机に並べると、豪華な食卓に。まさに“餃子パーティー”という言葉がぴったりな雰囲気に。

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 おいしい餃子を食べながら、話題は餃子について。

「うちは家族の人数が多いから、家で手作りするんですよ。餃子の皮から作っていたこともあります。餃子の皮が余ったら、ワンタンスープにしたり、かぼちゃと砂糖、バターを混ぜてチンをしてマッシャーしたものを皮で包んで油で揚げておやつにしています」とのアイディアに

「へぇ~、凄いですね」と、グループ一同びっくり。

家でも簡単にできそうなので、みなさんとっても参考になったようです。

 

その他、「アンパンマンポテトは子どもが小さいときによく弁当に入れていたな~」「ささみスティックはパンにはさんで食べるとおいしいよ」と、くらしの情報が行き交う企画となりました。

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忙しいときに、ささっと調理できる冷凍食品。冷凍庫に常備しておくと、いざというときにも安心ですね。