井ゲタ竹内「恩納村産味付もずく」学習・交流会
2021年08月26日
東部ブロックで井ゲタ竹内「恩納村産味付もずく」学習・交流会を開催しました。
8月25日 東部ブロックで、もずくメーカー(株)井ゲタ竹内とリモートで「恩納村もずく」の学習会を開催しました。
井ゲタ竹内の営業部の道端さんにリモートで、ご参加いただきました。
(交流会当日は沖縄の正装「かりゆし」を着用で気合い十分でした!)
「サンゴの森と恩納村のもずく」のおはなしをしていただきました。
道端さんからは、地域を挙げてサンゴの環境を守る取り組みを行っている「恩納村」や「恩納村漁協」についてのお話や、
サンゴともずくの関係についてお話を伺いました。
海水温の上昇により減っているサンゴは、海の中でさまざま生物の住みかになったり、海の生態系を守るうえでも重要な役割を果たしています。
もずくもサンゴの恩恵を受けて育つため、豊かな里海づくりを進めることで、きれいな海の環境をいつまでも残したいという想いを持っています。
組合員が利用したもずく(もずく基金対象商品)1点につき2円が基金となり、その基金でサンゴの植え付けを行っています。
サンゴの赤ちゃんは恩納村漁協で基台に取り付けられ、ダイバーにより海中の支柱に固定されます。
もずく基金の取り組みは2009年に生協しまねから始まり、その取り組みはコープCSネットや全国の生協に広がっています。(生協しまねの昨年のもずく基金額は149,242円でした。)
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井ゲタ竹内 営業部 道端さん |
交流会で出された質問
Q.もずく作りにエサを使わないのはなぜですか?
A.恩納村漁協では、漁業活動も生態系の一部という考えから、できるだけ環境に負荷を与えない漁業を行っているためエサは使っていません。
もずくは自然の中で生育することで他の生物(小魚など)の住みかにもなっているんですよ。
Q.糸のように見えるのがもずくの種なのでしょうか?
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もずくの成体 | もずくの種 |
A.糸のように見えるのはもずくの成体です。この成体から種を確保しますが、もずくの種は顕微鏡で見ないと見えない大きさです。
写真(もずくの種)のゴマ粒のように見えるのは小さな種が集まり、塊になったものです
参加者の感想
- これまでもずくが食卓にのぼることが少なかったですが、交流会後子どもが「食べたい!」と言ってくれたので早速注文したいと思います。
- SDGsへの取り組みがすごいと感じました。学習会を通してSDGsを広められるのは素敵で、応援したいと思いました。
- 太もずくも糸もずくも好きです。市販よりも生協は価格が高いと思っていましたが、理由がわかりました。エサもやらず、海にもやさしいんですね!
- 地元メーカー井ゲタ竹内さんの取り組みが誇らしいです。協力したいと思いました。