2月8日と2月16日に「あったか元気便」の事務局を務める野津さんと常任理事の大木さんと一緒に、生協しまねの職員と組合員理事が島根県立大学松江キャンパスを訪れ、学生と交流を行いました。

生協しまねはNPO法人フードバンクしまね「あったか元気便」の構成団体として、松江市の小学校・中学校の就学援助世帯を対象に食品支援等を行う活動に取り組んでいます。

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 ※フードバンクしまね「あったか元気便」パッキング作業のようす
 

 

「あったか元気便」では、食品支援の他、夏休みなど長期休校期間の「お昼ごはん」の提供と「宿題」の指導・見守りを行う『昼ごはん付き寺子屋』、お母さん・お父さんが一息つける場の提供としてたすけあいシステム“おたがいさま”を活用した『レスパイト応援』を行っています。

 

2月8日は、小学生を対象に学習支援や昼食提供を行う保育教育学科の「みんなのいえ」サークルさんと、2月16日は困難を抱えた小学生を対象に読み書き指導を行っている保育教育学科「ひまわり、」サークルさんとお話しました。

交流会2

 
交流会3
「あったか元気便」設立までの経緯、どのような活動を行っているのか、現在どのようなボランティアや支援が必要なのかを説明した後、学生のみなさんにも“自分ができる範囲”でのボランティア協力をお願いしました。

学生のみなさんからもサークル活動の内容について、現在学んでいる保育についてお話いただき、『あったか元気便』や『生協しまね』と連携できることはないかを探りました。

 

『あったか元気便』を継続するにあたって、資金面やパッキング・食品管理のための広い場所や倉庫等の不足など、問題は山積みで、地域との連携は不可欠です。活気と志の高い島根県立大学の学生のみなさんの協力が得られれば、とても心強いなと感じる交流となりました。今回島根県立大学の学生と交流することによって、『あったか元気便』をより多くの方に知っていただく機会になりました。これからも地域の協力の輪を広げる活動を進めていきたいと思います。