8月9日(木)、出雲くらしづくり委員会が、日本赤十字社島根県支部から講師の河野さんをお招きして『子どもと一緒に防災学習』を出雲支所で開催しました。

まずは「ハイゼックス」を使ってごはんの準備。「ハイゼックス」の中にお米、水を入れて大きい鍋で30分間炊きます。災害時に水があまり手に入らないことを想定して、お米はとがずに炊きました。この「ハイゼックス」は水を絶対通さないよになっているので、お米を炊くための鍋の中の水は、川の水でも大丈夫だそうです。

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お米を炊いている間に防災について学習しました。中でも、一番大切なことは「自分の命は自分で守ること」です。そのために、いつでも避難できる備えをしておくこと、家具の転倒防止対策等を行うことが大切だと教えていただきました。

また、ハンカチやタオルを使った止血方法、風呂敷を使ったリュックの作り方なども教えていただきました。お子さんも楽しんで学んでおられましたよ♪

そして、最後にハイゼックスで作ったご飯にレトルトカレーをかけていただきました。いつものカレーと変わらないくらいおいしく、みなさんから笑みがこぼれました。

カレーを食べている間に、自然と災害についての話に...。

「非常持ち出し品は準備していないけど、レトルトや缶詰は常備しています。」「大田の地震があってから、防災グッズを枕元に置いています。」「いざというときにすぐ避難するために、パジャマは外に着ていけるものにしないといけないよね。」「スリッパを枕元に置いておくと、災害があったときでも安全に避難できるよね。」と知恵が飛び交いました。

 

毎年起こる自然災害。今年は島根県でも豪雨により甚大な被害が発生しました。他人事ではなく、今すぐ防災のための準備を始めなければいけない...そう考えさせられる会となりました。