2019年10月12日から13日未明にかけて日本を襲った台風19号により、「サン・くらふとの会」の産地、長野市では甚大な被害が発生し、生産者の自宅とりんご農園が浸水被害を受けました。

サン・くら

出荷間近のシナノスイートや秋映、シナノゴールドの樹が浸水し、無残な姿に。さらに、すでに収穫を終えた紅玉などたくさんのりんごは保管庫内で泥水に浸かり出荷できなくなりました。

サン・くら
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生協しまねは約35年に渡りおいしくて安心、安全なりんごを安定して供給いただいている産直産地(生産者)の危機的状況に想いを馳せ、生産者が一日も早くりんご栽培に力を注げるよう復旧活動に参加しました。11月15日~21日、11月28日~30日の10日間に渡り職員5名を派遣し、生産者と一緒に復旧にあたりました。

千曲川から流れ出た泥土は水分を含んだまま家屋やりんご畑に10cm~15cm堆積していました。被災した生産者のお宅では、家屋の内と外に堆積した泥土をスコップで取り除き、土のう袋に詰めて回収所に持ち込みました。
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りんご畑に堆積した泥土は水分を含み畑一面を覆っていましたが、樹の生育への影響が懸念されるため、より早く取り除く必要があります。早急な対処として、りんごの樹の周りの泥土をスコップで丁寧に取り除きました。
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10月に行った「『サン・くらふとの会』を支援する募金」では、組合員のみなさんから208万8,595円の募金が寄せられました。ご協力ありがとうございました。集まった募金は『サン・くらふとの会』の被災された生産者の生活および産直りんご栽培の再建に役立てていただきます。