東京在住の40代の娘さんからの依頼です。

斐伊川とふるさとの山々施設で暮らすお母さんを、墓参りに連れて行きたいという気持ちをケアマネさんに伝えたところ、『おたがいさま』を紹介されました。ご本人の体調不良のため墓参りは実現できませんでしたが、そのお母さんに代わって、墓掃除という形での応援となりました。
お墓の近くに住む応援者が、月一回、都合のよい日に応援をしています。

また、ご主人の命日が月初めとわかると、その日に間に合うように、自宅の花を手にして通っているそうです。その様子をコーディネーターがデジカメで写し、利用者に送ったところ、とても喜んでいただきました。

さらに今は空き家になっている利用者の家や外まわりの掃除も、応援しています。故郷から遠く離れて暮らす人の多い島根では、残している家や家族が気がかりな方も多いのが実情です。島根に住む応援者が、そんな気がかりに思う気持ちを受け止め、身内のように応援しています。『おたがいさま』を通じて“ふるさと”を思うお互いの気持ちがつながりました。